踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ! を観ました

この映画の公開に合わせて、フジテレビでは結構前から毎週TVシリーズを再放送していたのですが、偶然第1話を観たときには、あまりの面白さに大興奮しました。

出演者がみんな若かったし懐かしいというのもありましたが、それを差し引いても、ストーリーや演技に熱さがあり、緊迫感があり、今観てもこんなに面白いなんてすごいと感動しました。

DVDを借りて、TVシリーズを一気に観たほどです。

恥ずかしながら観たことがなかった THE MOVIE2 も、ついにTV放映で観ました。

さぁ準備ばっちりということで、映画館へ行って参りました。

以下は愚痴です。
織田裕二さん以外は読まないでください。

THE MOVIE3、ところどころ笑いがあり、1カ所2カ所熱いシーンもありましたが、その程度でした。

突然打ち切りとなった漫画の最終回
あるいは
原作者の死後にファンが作った、ファンが作ったにしてはよくできている作品
という印象です。

もうネタもないのに新キャラ出して今後の新たな展開を想像させるような自己満足の感じ。
これまでの作品のネタを使って、これまでの流れから想像つくような現状を見せるだけの感じ。

本当にあのシリーズを作った人たちが作ったとは思えませんでした。
みなさん、時間が経って才能がなくなったのでしょうか。
それなのに権力を持ってしまって、誰も文句を言ってくれなかったのでしょうか。

こんなにつまんない話と演出で偽物っぽさが漂うのに、出演者は本物だというのが余計辛かったです。

室井に苦悩はあるかもしれないけど、アレでは全然伝わらない。
織田裕二さんはこの映画は面白いと言ったけど、すごく騙された感じがします。

みんなが歳をとったなか、深津ちゃんだけはすごく美人になってて、
個人的にそれは良かったけど、映画としては微妙でした。

正直作らない方が良かったのではないかと思います。