命懸けでものごとを為す人たち
横目でチラチラと箱根駅伝なんかを見つつ過ごすお正月です。
東洋大学の柏原くんがゴールしてすぐに倒れ込んで、みんなに抱えられて退場するわけです。
壮絶な倒れっぷりです。
これで死んでもいいというくらいの覚悟で走ってたのかもしれません。
世の中には、そうやって全力で、まさに命懸けで生きることができる人たちがいるんです。
僕にはまねができません。
僕のような人間は、そんな駅伝で死ぬなんて、そこまでやらなくてもいいでしょうが。
とか思ってしまいます。
でも、当人からしたらそれが自分が全力になるべきものであり、死んでも悔いはないのかもしれません。
僕は自分で全力を出してると思っても、たぶん死なない程度に加減していると思う。
死にそうになってまで何かができるって、そういう人たちは本当にすごい。
そして、そういう人たちの気持ちを分かってあげられない自分は貧しい人間なのかもしれない。
ただ、どちらもその人の価値観であると思う。
それなのに、なんで「いや、それは良くないよ」とか「それは間違ってる」とか言っちゃうんだろうな。